2006年10月31日
abstract hip-hop
フランスのWikipediaから。当時は、こう呼ばれることに反発もありましたが、いまはどうでもいいや、と心底思います。ただ、こんなのヒップホップじゃねえじゃん、って強面だった人達もいつしかヒップホップ自体から居なくなっちゃったかのようで、それゆえに自由な空気になったのか、というと、う〜んどうなんでしょうね。抑圧との駆け引きゆえのスリリングさと創造性、というのがあったわけで、それが無くなった(かに見える)いま、ジャンルの融解っぽいことはあるけど、こんなアブストラクトな変異が顕れる可能性はあるんでしょうか。とか余計なことを考えたりしているうちに、cappablackの本盤が届きました。いま現実にここに存在するものを前にすると、その強さを改めて感じます。このビートは思いも寄らないところに響くような気がしています。ぜひ聴いてみてください。
2006年10月30日
cappablackミニインタビュー&全曲解説 on HMV Japan
ということで、こちらからどうぞ。
2006年10月23日
ライナー拙文より抜粋。続きはぜひとも買って読んで下さいませ。

cappablackのファースト・アルバム『the state of the night』がリリースされたのが1997年の冬だった。これから迎えようとしている2006年の冬で、丸9年もの歳月が流れたことになる。PoleことStefan Betkeがアルバムのオファーをしてからも、もう4年が経過している。そんな時間が掛かってようやくリリースされたのが、この『facades & skeletons』である。
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2006年10月21日
島田さん

13日のUNITで、バーカウンター前の幕とビデオモニターに流れていたスライド写真を気になった方も多かったかと思います。僕も当日、何人かの方に訊ねられました。紹介が遅れましたが、あの写真を撮ったのは、島田正道さんです。以前、SALOONでやったパーティでもVJをやってもらったので覚えている方もいるかと思います。David Lastの友人でもあって、前回のDavid Lastの来日を企画した方でもあります。なぜかsoup-diskの昔の音源を気に入って聴いていたという奇特な方でもありました。最近は写真がメインになっているそうですが、静物であれ動体であれ、淡くうっすらと切り取られたカットがとても良いのですよ。いずれまた何かぜひお願いしたいと思っています。島田さん、よろしくです!
2006年10月19日
さて

このアルバムの話をする機会を逃したままなんですけど、これ、良いアルバムですよ。ちゃんと書かれているレビューを見た覚えがないし、何だかなあ、という思いがあるんですが(アウトキャストの予定調和なブラック・ミュージック賛歌を誉めてる場合じゃないと思うんだけど……)、Def Jamでよくこれをリリースしたと思うし、故ジェイ・ディーの扱いにもグッときたし、ラリー・ゴールドとかも良い仕事をしているし、今度はジョン・ナッシュのゲーム理論を持ち出してきたマーケティング・オタクなクエストラヴにも『The Tipping Point』のときほどには鼻白まないし。
ところで、cappablackが、とあるインタビューで、「これが日本の“ブルーカラー”のビート」と本気で答えていたんだけど、ほんとうに本気に取ってくれるかな。でもほんとうなんだよなあ。
2006年10月17日
2006年10月16日
myspace
scapeのmyspaceと、inner scienceのmyspaceが始まりました。scapeの方は、cappablackの試聴もできますよ。cappablackよりも前にリリースされるjan jelinekのニュー・アルバムは試聴する限りではさらにコズミック&グリッジな路線になっているみたいですね。これも楽しみです。にしても、ウチもそろそろmyspaceを始めないと。chuくん、今度教えてくださいな。
今朝、渾身のcappablackのライナーを書き上げ(日本盤に付けます!)、夕方から、なぜかご指名を受け、スチャダラパーの取材をしてきました。でもとても面白かったです。先日のローラン・ガルニエ共々、次号のSTUDIO VOICEに載ります。
今朝、渾身のcappablackのライナーを書き上げ(日本盤に付けます!)、夕方から、なぜかご指名を受け、スチャダラパーの取材をしてきました。でもとても面白かったです。先日のローラン・ガルニエ共々、次号のSTUDIO VOICEに載ります。
2006年10月14日
ありがとうございました。
昨夜、UNITに来場いただいた方々、ありがとうございました。関係者の方々、お疲れさまでした。良いパーティでした。そして、今夜の大阪もよろしくお願いします!

cappablackの11/4リリースのアルバム『facades & skeletons』の情報をアップしました。昨夜のライヴ(良かったですね)でやった曲も試聴できます。リリースまではしばし、お待ちを。
“cappablackはヒップホップを最善の形で実践し、ヒップホップの最先端にいる。彼らによるエレクトロニクス、ヒップホップ、日本語のラップの組み合わせが素晴らしい。彼らには制作に対する特異なアプローチがある。Awol Oneにもリスペクト! このレコードを是非大音量で聴いてみてほしい。マストだ。” STEFAN BETKE a.k.a. Pole (~scape)

cappablackの11/4リリースのアルバム『facades & skeletons』の情報をアップしました。昨夜のライヴ(良かったですね)でやった曲も試聴できます。リリースまではしばし、お待ちを。
“cappablackはヒップホップを最善の形で実践し、ヒップホップの最先端にいる。彼らによるエレクトロニクス、ヒップホップ、日本語のラップの組み合わせが素晴らしい。彼らには制作に対する特異なアプローチがある。Awol Oneにもリスペクト! このレコードを是非大音量で聴いてみてほしい。マストだ。” STEFAN BETKE a.k.a. Pole (~scape)
2006年10月13日
本日のtimetableです。
UNIT
11:00〜01:30 NAO TOKUI
01:30〜(06:30) KARAFUTO
SALOON
11:00〜12:30 MOODMAN
12:30〜01:10 iLLEVEN from CAPPABLACK and EMIRP (LIVE)
01:10〜02:10 INNER SCIENCE
02:10〜02:50 SUZUKISKI (LIVE)
02:50〜04:00 DAI KURIHARA
11:00〜01:30 NAO TOKUI
01:30〜(06:30) KARAFUTO
SALOON
11:00〜12:30 MOODMAN
12:30〜01:10 iLLEVEN from CAPPABLACK and EMIRP (LIVE)
01:10〜02:10 INNER SCIENCE
02:10〜02:50 SUZUKISKI (LIVE)
02:50〜04:00 DAI KURIHARA
2006年10月11日
13日は金曜日だったりするんですけど

みなさん、どうか、明るく、楽しんでください。
中身に関しては、絶〜〜〜対に自信があります。断言します! これで金返せ、っていうなら、金返しますよ、マジで。来ないと後悔します、とまで言い切ります。出演してもらうみなさんは、ほんとに素敵な瞬間を見せてくれますよ。そして、翌日14日の大阪はCLUB SOUND-CHANNEL、これまた、絶〜〜〜対に自信があります。断言します!
KARAFUTO presents
Shift to the other time
2006/10/13 (FRI) at 代官山 UNIT & SALOON(03-5459-8630)
OPEN/START 23:00
Door3,000yen
UNIT
DJ:
KARAFUTO <5 HOURS SET>
NAO TOKUI
SALOON
LIVE:
SUZUKISKI
iLLEVEN from CAPPABLACK feat. EMIRP
DJ:
MOODMAN -DUB SET-
INNER SCIENCE
DAI KURIHARA
2006/10/14 (SAT) at 大阪 CLUB SOUND-CHANNEL(06-6561-6222)
OPEN / START 22:00
DOOR 3,000 yen (with 1drink)
DJ:
KARAFUTO <5 HOURS SET>
KUNIO ASAI + SOUND ON SOUND
LIVE:
EATER
2006年10月10日
the state of the night
2006年10月07日
Bob PowerとShadow Huntaz
送られてきたSV誌をバラバラ見ていたら、意味もなく気が滅入ってきた。いや気が滅入る理由は何となくわかっているのだが、その理由をちゃんと突きとめる気力はない。眠いし。その後、暴風雨の中、御茶ノ水に向かう。素晴らしく渋い喫茶店で取材を受ける森本さんは、cappablackの話もそこそこにBob Powerの仕事についてずっと熱く語っていて、恵比寿に戻ればアライさんが連れてきたShadow HuntazのNongeneticがアメリカ社会やその他諸々の事象について熱く語っていた。僕はほぼ徹夜明けで頭の周りでそれらの会話がグルグル回転していた。いまも回転中。結局、良い一日だったと思う。
2006年10月05日
SENSUOUS

自分がモノを頼む立場になると、そりゃあもう〆切が気になって仕方がないわけで、いまも待ちに待っているハラハラな状況なんですが、自分が逆の立場の時はそんな相手の気持ちはコロッと忘れてしまうのです。分裂してますね。昨日、ようやくMUSIC MAGAZINEのコーネリアスについての長文を脱稿しました。『SENSUOUS』と題された新作アルバムは本当に良くできていて、いろいろ考えさせられました。
ハシムがアキコさんと共に一昨日LAに旅立ちました。cappablackのアルバムがリリースされるときには日本にいないわけですが、きっとLAでscape盤を確認できるでしょう。ILL SUONOのリミックスが1曲目に入っているNobodyのリミックス・アルバムももうすぐリリースされるし、向こうで名刺代わりにして、更なる活躍を願ってます。そして、12月のcappablackのリリース・パーティでの再会を楽しみにしてますよ。
それにしても、ダブリー! 早く連絡くれ! みんな困っているんだよ〜