2007年12月29日

Low End Theory On MySpace Japan

 MySpace Japanで、Low End Theoryの特集記事の掲載がスタートしています! 当たり前ですが、MySpace上の記事なので各アーティスト・ページにもリンクされていて、僕自身も知らなかったところを発見しました。そして、ガスランプ・キラーの断髪式を撮った↓この映像も初めて見ました。


 ちなみにバリカンを持っているのが、アンドリュー・ロヘロで、この日記に登場する彼です。

 Low End Theoryは、来年3月からKnitting Factory@NYCで定期開催が決まったようです。次はいよいよ日本です。
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2007年12月28日

corde 2007

releases:

02.10
INNER SCIENCE "Forms" (soupCD026)

03.24
GRAMM "Personal Rock" (dccd-005)

04.28
INNER SCIENCE "Forms e.p." (soup-dish14)

05.05
REFLECTION "Music Bizarreness" (dccd-006)

06.23
OPIATE "Objects For An Ideal Home" (dccd-007)

08.25
LisM "Reverso" (dccd-008)

10.06
edIT "Certified Air Raid Material" (APRDC-020)

11.10
DAEDELUS "Throw A Fit " (APRDC-013)
CARLOS NINO & MIGUEL ATWOOD-FERGUSON "Fill The Heart Shaped Cup" (APRDC-016)

12.15
OMID "Afterwords3" (APRDC-018)
SUBTITLE "Terrain To Room" (APRDC-014)



parties:

03.23
moxa @ Super Deluxe
LIVE:
TRIOSK
DJ:
白石隆之

05.20
forms @ LUSH
LIVE:
KILLER BONG
TUJIKO NORIKO
SUZUKISKI
AUS
INNER SCIENCE

07.16
moxa @ SALOON
LIVE:
ICHIRO TANIGUCHI(REFLECTION)
DJ:
白石隆之
LisM

08.03
OUTMUZIK @ m's collection cafe
LIVE:
ICHIRO TANIGUCHI(REFLECTION)
DJ:
白石隆之
with
LIVE: SATASAT.
DJ: SODA

10.13
SPARKLE @ LIQUID LOFT
LIVE:
LISM
NO.9
DJ:
FUNNEL
AZZURRO
HARUKI MATSUO

11.03
moxa @ SOUP
DJ:
OPIATE
白石隆之
INNER SCIENCE


many thanks to all the contributors!


posted by 原 雅明 at 17:27| Comment(0) | TrackBack(0) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月27日

Ricci Rucker interview

 1/19にアルバム『Fuga』がリリースされるリッキー・ラッカーのインタビューがHMVのサイトにアップされました。彼のインタビューは殆ど目にしたことがないので、貴重なものだと思います。もうNed Hoddingsとしても、Gunkholeとしても活動はしておらず、現在はターンテーブリストというよりもターンテーブルを使うプロデューサーという特異な方向に突き進んでいるようです。バトル嫌いを公言しつつも、バトルブレイクスのリリースだけは続けているので、そのうちまた大道なDJの路線が復活するかもしれませんが。
 『Fuga』にもリッキーの長いインタビューが掲載されています。辛辣で、理屈っぽくもある彼の発言は時に反感を呼んだりもするかもしれませんが、興味深いものがあります。ジャズにしてジャズに非ずな、とても興味深く素敵なアルバム『Fuga』、ぜひとも楽しみにしていてください。お店的には、ジャズの棚にもDJの棚にも置きにくい変なアルバムかもしれませんが、こういう作品こそを見出してもらえたらリリースする甲斐があるというものです。

050_gunkhole1.jpg
リッキー・ラッカー profile
リッキー・ラッカーが、凄腕のターンテブリストとして頭角を現したのは、2002年にマイク・ブー、トードスタイル、エクセスと共に気鋭のターンテブリスト・グループ、ネッド・ホッディングズとして活動を始めたことによる。ラッカー自身は、97年頃からDJを始めたが、驚くべきことに、バトルには一度も出場したことがない。それは彼が慎重であったり、臆病であったからではない。
「世の中には憤りを感じさせることがたくさんあるが、その一つは、ターンテーブリストやDJと呼ばれる人が何千ドルものギャラをもらって、クソみたいなパフォーマンスをすることだ。僕は人間がバカだとは思ってない。でも最も優れた最新の音楽を提供するべき人々が、それを怠ってしまうと、人はバカな振る舞いをし始めるんだ」
そう辛辣に語るラッカーは、その優れたターンテーブル・スキルを、音楽制作へと向けた。その結果、生み出されたのが、朋友マイク・ブーと作り上げたアルバム『Scetchbook』である。そこには、スクラッチのみで作られたとはとても思えないような繊細で美しいエレクトロニック・ミュージックなどが納められていた。このアルバムによって、スクラッチ・ミュージックの進化が証明され、ラッカーの名を広く知らしめた。『Scetchbook』の次に、ラッカーが仕掛けた一大プロジェクトが、『Fuga』である。スクラッチによる作曲は、ラッカーのライフワークともなっている。
「影響を受けた他人のレコードを使った作曲。オットリーノ・レスピーギが1942年にコンチェルトの中で鳥の鳴き声の入ったフォノグラフ・レコードを使ったのと同じことだよ。スクラッチ・ミュージックを作ることは僕の作曲方法に大きな影響を及ぼしたんだ」

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2007年12月26日

徒然

 昨日は地味に忘年会をしました。それで中目黒に久しぶりに行ったら、ガード下の再開発がどんどん進んでいて、いろは寿司もなくなっているのを初めて知りました。なんだかつまらない流れですね。不動産売買というのはますます虚業化していると思うんですが、表参道ヒルズの裏手あたりに本社を構えたいアパレルが強欲な大家の言いなりでとんでもない坪単価で物件を借りてるとか、アホな話を最近不動産屋によく訊かされます。

 服には金をつぎ込むけど、音楽には金をつぎ込まない、という現実を如実に反映するように、街中からCDやレコードが消える日もそんなに遠い先のことではないでしょう。パッケージという特殊な音楽装飾品はほんとうに限られたショップでだけ現物を目にして、あとは通販で手に入れることにもなるのではないでしょうか。

 思えば、店主とここの建物に移ってきて、レコ屋の現場というものを初めて自分では体験をしたわけですが、何時間も試聴しまくって何も買わずに帰っていく人や、トイレを借りてオシャベリして帰るだけの人を見て、こと店舗営業に関しては世間知らずでナイーヴだった僕は当初、戸惑いと憤りを覚えたものですが、そんな光景もめっきり減るでしょう。ほんとうに嫌みではなく、試聴したい人はいまのうちにOnsaに来て試聴しまくってください。それで1枚でも、いや1曲でも気に入るものがあったら良いですよ。たぶん、そういう音楽との出会いはこのあとなくなってしまうでしょうから。

 CD、レコードショップが閉鎖に追い込まれている状況に関しては、CCCDや輸入CD規制の問題より自分にとっては切実であり、根本的な問題を焙り出しているようにも思います。

 
posted by 原 雅明 at 18:48| Comment(2) | TrackBack(0) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月25日

DJ NOZAWA "AFTER HOURS" feat. riow arai & cappablack

DJ NOZAWA

1. Reggae Roots/ FlowrRiders
2. Fly/ EXILE
3. To See With Your Eyes/ Kirk Degiorgio
4. Find a Way/ Only Chibo Feat.Amp Fiddber
5. Queest/ Flowr Riders
6. My story Feat.Kay And Sy Smith/ Nicolay
7. Gentle Wan/ FlowrRiders
8. Soul Nourishment/ Nicolay
9. Bridge/ riow arai (from "mind edit syndicate")
10. C-Frique/ FlowrRiders
11. Matter/ FlowrRiders
12. What IT Used To Be Feat.Wiz Khalifa/ Nicolay
13. Human Experience/ Nicknack
14. defying gravity/ cappablack (from "Facades&Skeletons")
15. Got to be/ Nicknack

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2007年12月21日

とにかく書く

 今月はただただ原稿を書き続けていたように思います。昨夜、STUDIO VOICEのレビュー原稿を書き上げ、今朝、1/19にリリースするデイデラスのライヴ盤のライナーを書き上げ、同じくリッキー・ラッカーのライナーとして掲載するインタビューのまとめをやり、これで今年の書き仕事は概ね終了、のはずですが、忘れていないかな、大丈夫でしょうかね。
 今週の頭にはmyspaceの音楽特集ページ用にLow End Theoryについての原稿を書き(来年?大々的に公開されると思います)、その前は遂に国内盤で登場するApparat『Walls』のライナーを書きました。ApparatはOnsaでもお馴染みのアーティストですが、Shitkatapultを支えつつもとても振れ幅のある、そして気骨もある面白い存在だと思います。

fugacover_japan.jpg
 今朝、というか昼ぐらいにリッキー・ラッカーのインタビューを徹夜で半ば朦朧とした頭でまとめていました。リッキー・ラッカーについては、バトル嫌いの、しかしスキルは凄い、実験的なターンテーンブリスト、っていうのがまあ世間的な評価だと思うんですが、そのイメージを裏切らない、これまた気骨あふれる言葉の連続ですこぶる面白かったです。その内容を少しだけ紹介すると、『Fuga』は、旅で知り合ったミュージシャンの録音をヴァイナルに切ってスクラッチして作り上げたそうです。多くのプロセッシングされたサウンドに残る制御された感覚を嫌う彼は、如何に即興性を保ちつつ、ターンテーブルによる作曲行為を実現できるか腐心したようです。そしてインタビューで初めて知ったのですが、彼はドイツ生まれのベイエリア育ちで、来年早々にもヨーロッパへの移住を考えているそうです。ライナー以外でも、そのうち彼のインタビューはいろいろ紹介できると思いますが、海外のメディアが“DJ界のアルバート・アイラー”と称したこともあながちハッタリとは言えない、ある種の危うさと背中合わせの美的な嗅覚を持った希有なターンテーブリストだと思います。ジャケを一新し、ボートラを加え、インタビューを納めた『Fuga』は来年のリリースですが、ぜひとも楽しみにしていてください。

 それにしても、物件探しです。難航してます。一昨日会った不動産屋の兄ちゃん(競売物件転売屋上がり)の話では、原宿〜渋谷〜恵比寿あたりまで広がっている地上げバブルももう頭打ちなんだそうです。これからは下がりますよ、と背中を押されたんですが、ちっとも嬉かないですよ、まったく。
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2007年12月19日

Tokion

top_photo.jpg

 LAについての記事を書いたTokion誌が発売になっています。当初の6Pという予定を大幅に上回って12Pの特集となりました。これでもまだまだ書き足りないのですが、なるべくいろいろ詰め込んだつもりです。ぜひとも読んでみてください。
 そして、この号でTokionも休刊とのことです。昔からなんですが、僕は雑誌の休刊とか終刊の場に関わることが多いです。何なんでしょうね、あまり深く考えないことにします。

071220.jpg
 サブタイトルと共にオミッドのアルバム『アフターワーズ3』も発売となっていますが、このアルバム、アメリカ本国ではデジタル配信のみのリリースでした。僕らは音源を気に入ったので、CDとしてリリースしたいとケヴにオファーして、そしてデジタル配信だから当然ながらジャケットは表1のみのヴァーチャルなもの(?)しかないので、CDのジャケットは日本でオリジナルで制作をすることにしました。そして、10月のSPARKLEで最高に狂ったフライヤーを作ってくれたLicaさんにお願いをすることにしました。結果、オミッド本人も狂喜するジャケットが仕上がりました。このご時勢だからこそ、ジャケ買いしてほしいな、と思うCDです。ライナーとして付けられたDJ KiyoとAzzurroの対談も読み応えありますよ。

 デジタル配信のみ、と言えば、ヤン・イェリネックの新作ライヴ・アルバムは遂にデジタル配信のみのリリースとなりました(from scape)……。

 アキラックスとたまをさん、おめでとう。今年最後のグッド・ニュースでした。末永くお幸せに。
posted by 原 雅明 at 16:16| Comment(1) | TrackBack(0) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月18日

Low End Theoryトレイラー完成!

http://www.lowendtheoryclub.com/teaser_jp.html

 現在撮りためているLow End Theoryのドキュメンタリーのトレイラーが完成しました! 字幕入りです。1月19日にリリースするデイデラスのライヴ・アルバム(CD+DVD)に含まれている映像も少し使われています。いろいろ言葉で伝えてきましたが、映像を見てもらうのが一番かと思います。ぜひチェックしてみてください。
http://www.lowendtheoryclub.com/teaser_jp.html



posted by 原 雅明 at 19:33| Comment(0) | TrackBack(0) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月13日

身長2メートル

 早朝、雨風と寒さに震えながら病院へと向かい、人生初のCTスキャンを受けてきました。結果は特に異常なしで、ホッとしたというか、拍子抜けしたというか……、医者からは定期検診は必ず受けるようにと軽いお叱りを受けたり、いろいろ疲れました。明日は母親の病院に行かねばなりません。

 夕方Onsaに来ると、天井のライトが半分切れたままです。昨日、突然切れたのですが、いまだ電気屋さんも来ず、半ば休業状態でした。昭和なこのビルは、ブレーカーももの凄いオールドスクール仕様で、下手に素人は触れることができないのです。夜にようやく電気屋がきて、なんとか復旧しましたが、このビルはどんどん壊れていく感じです。

 Onsaでは、届いたばかりのサブタイトルのアルバム『トレイン・トゥ・ローム』がかかっています。このアルバム、自分でリリースしておきながら言うのも変ですが、とても好きなんです。実際、良いアルバムだと改めて思いました。だけど、なかなかこの良さは伝わらないでしょうね。って売る前からそんなことを言ってはいけないのですが、たぶん、試聴機とか、あるいはサイトの試聴とかで、1曲、ないしはさわりを聴いただけでは全然その魅力は発見できないだろうな、と思うからです。と言って試聴してもらわないわけにもいかないのがもどかしいところなんですが、ループさせて聴いているとジワジワと魅力が伝わってくる内容なんですよ。

subtitle3.jpg
 ちなみに、↑これがサブタイトルことジオヴァンニ・マークスです。軽快にジャンプなんかしてますが、この人、身長が2メートル以上あります。Low End Theoryで実際に会ったんですが、頭3つくらい、周囲から飛び出ていました。それでもって、すごく複雑で、でも感傷的な思いをリリックに込めて、高速フロウをかましていきます。彼のスタイルもスタンスもとても好きです。いまの日本では、プロジェクト・ブロウドの威光なんてもはやないかのようで、特にアンダーグラウンドと括られてしまう海外のラップものは市場価値も最底値という感じです。アンチコンのロック路線とヒップホップ路線のあからさまなセールスの違い(もちろん前者が圧倒的に上です)にも明らかなんですが、ともかく、あれだけアンダーグラウンドって騒いでいた人たちはどこへ霧散してしまったんでしょう? ウェスト・コースト・ワークフォースの話なんてもう御法度なんでしょうか。
 いまのサブタイトルが、“アンダーグラウンド”という括りにされると、とっても違和感を感じるんですが、かといって、このアルバムは紛う事なきラップ・アルバムであって、それも音楽的な成長がしかと刻まれた作品です。マッドリブやノーバディやオミッドやデイデラスが思わずトラックを提供したくなる存在だと思います。しかし、ほんとうにこの魅力を、どう伝えたらいいものか、もどかしいのです、とても。
posted by 原 雅明 at 20:56| Comment(0) | TrackBack(1) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月12日

終わりの季節

 CISCOの実店舗閉店には思うことが多々ありますが、ひとまず、関係者の方々にお疲れさまでした、と言わせていただきます。宇田川町に日々通っていた時代にはなくてはならないショップでしたし、リリースに際してもお世話になったことは数知れずです。最近は原稿書きに追われる日々で(ごめんさいです、連絡が滞っている方々)、気がつけば閉店の日を過ぎていましたが、その場に立ち会った店主から話はちらっと訊きました。あっけないものですね。怖ろしいほどにあっけないです、終わりというのは。

 Onsaの昭和なビルもいよいよ建て壊しが決定的となりつつあります。少なくともここを出て行かないといけないのは既定事実となりました。さて、どうしましょうね。レコ屋とレーベル稼業に文筆業という低所得労働にはあまりにも夢がなさすぎると思ったりもしますが、夢がないのは、夢がないようにした奴が悪いんだと思うようにますますなってきていて、いまはちっとも後ろ向きな気はしていません。やらないといけないことがたくさんあります。

 何年ぶりか忘れましたが、この間健康診断を受けて、γGTPがやや高い(酒のせいですね)以外は、最近自転車をまったく漕いでない割にはまずまず良好だったのはいいのですが、肺だけ要再検査になって困っています。タバコなんて10代で止めたのに、なぜ? それにしても、フリーとか、フリーに近い活動をしている人にとって、健康診断ひとつ受けるのも自分で管理しないといけません。さあ、これから僕らも高齢化社会に突入ですよ。ロックというのは、ガキんちょ相手の再生産と高齢化対策をうまいことプロセス化してきたように思うんですが、それ以降のヒップホップとかテクノとかの高齢化対策はどうなんでしょう? デトロイトテクノの紙ジャケ再発を見ていると、プログレ化していくように思いもしますが、その先は見えません。オールドスクール期のDJは、seratoあたりを使ったラップトップDJで再生していますが、ラッパーは失業者状態です。NYでディールを交わせなくなったラッパーが続々とLAに移住してきている、という話を冗談半分にLAで訊かされましたが、つぶしの利かない(あるいはショウビズ界へ転進できない)ラッパーより、トラックメイカー、プロデューサーになりたい、っていう若い連中が多い、ってな話も訊かされました。って話がどんどんズレていくので、とりあえず、この辺で。


flin from tehn on Vimeo.
 1月にリリースするデイデラスのライヴ盤(@Low End Theory!)の日本盤のみに付けるDVDのマスターがようやく今日到着。DVDを初めてリリースするのでわからないことだらけで、ハシムや映像を作ってくれたデレクらとやりとりだけで大変な労力がかかりました。これでプレス工場ではねられる、という可能性もまだなきにしもあらずなんですが、なんとか通ってくれることを願ってます。DVDにはデイデラスのライヴ映像が3種類含まれていて、素晴らしい仕上がりです。現在、一部で話題沸騰の、デイデラスのメイン機材モノームもたくさん登場します。お楽しみに(上の映像はDVDではなくてモノームのデモです)。
posted by 原 雅明 at 17:49| Comment(0) | TrackBack(1) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月08日

Horace TapscottとBilly HigginsとFreestyle Fellowship

PanAfrikan.jpg

 ようやくTokionの原稿を書き上げました。限られた誌面ではインタビューのほんの一部しか拾えないのが現実です。残念ですが致し方ありません。自分のためのメモを兼ねて、ちょっと書きます(まだ原稿仕事が貯まっているんですが……)。

 LAで取ってきた数々のインタビューを改めて聞き返していて気がついたのですが、ダディ・ケヴからもカルロス・ニーニョからもB+からも、それぞれ話に挙がったのが、ホレス・タプスコットとビリー・ヒギンズ、そしてフリースタイル・フェローシップのことです。
 セントラル・アヴェニューにあったジャズ・シーンを牽引していた故ホレス・タプスコットのことを、最初に訊いたのは実はオミッドからでした。もう何年前か忘れてしまいましたが、Mary Joyのパーティでエイシーアローンや2メックスなんかと新宿のリキッドルームに出演したオミッドにインタビューをしたときの話です。当時オミッドはESPと一緒にUp In The Skyというラジオショーをやっていて、ジャズとヒップホップを交互にかける(≠ジャジー・ヒップホップ)試みをしていて、ジャズのライヴへも足繁く通っているという話をしていました。そのときにタプスコットが如何に重要な存在であるかも、物静かな彼が懸命に語っていたのが印象に残っています。
 タプスコットの最重要作といっていいパン・アフリカン・ピープルズ・アーケストラのアルバム『LIVE AT I..U.C.C.』は最近CD化されたようなのでぜひ聴いてもらいたいと思いますが、このアーケストラの集合体から派生したジャズ・コミュニティが、グッドライフ・カフェや現在のロウ・エンド・セオリーにまで繋がっているという事実に、改めて興味を抱きました。そこに重要な役割を果たしたもう一人のジャズマンがビリー・ヒギンズです。オーネット・コールマンの元であのドタバタしたフリージャズ・ドラムを発明した人が、グッドライフでのフリースタイル・フェローシップらのオープン・マイクに興味を持ち、ジャズの現場とも繋げる役割を果たしてきた、という話を上述の3名それぞれから訊かされたのです。
 タプスコットの名はビルド・アン・アークの紹介でも出てきたりしてましたが、分かり易いスピリチャル・ジャズの括りで確認作業のように聴いていては見えてこないラインがあります。フリー・ジャズの括りも然り、アンダーグラウンド・ヒップホップの括りも然りです。そして、そういうラインを見出す方が耳を開いてくれる効果があるものです。というよりも、なぜにビリー・ヒギンズはヒップホップに興味を持ったのか、ということをさらに考えてみたりすることの方が、言葉をこねくり回す作業より、遙かにタメになることです。そういうことこそを掘っていかないと、音楽なんて好き勝手なことを言われるだけの対象にどんどん成り下がってしまいます。

 アズーロがStudio Voiceで書いたオミッドの原稿がとても素晴らしかったです。それは、ここまで書いてきたことにも顕れている燻ったものをズバッと切るような内容でもありました。音楽について書かれたこういう文章には僕はまだ鼓舞されます。
posted by 原 雅明 at 03:19| Comment(0) | TrackBack(0) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月01日

サブタイトル“Restructure/Reroute”

from アルバム『トレイン・トゥ・ローム』(12/15発売)

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posted by 原 雅明 at 14:28| Comment(0) | TrackBack(0) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オミッド“Fresh Communication”

from アルバム『アフターワーズ3』(12/15発売)

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posted by 原 雅明 at 14:13| Comment(0) | TrackBack(0) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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