2008年12月19日

from L.A.

 ハシムから久々にLOW END THEORYの最新情報が届いたので、お届けします。

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12/10 LOW END THEORY Report

 LAも寒くなってきました!LAと言えばヤシの木と太陽だけど、実は冬は結構寒くなるんです。そんな中で久しぶりにLow EndでBeat Invitationalが行われた。知らない人のために説明すると、Beat Invitationalというのは、Low Endに何人かビートメイカーを呼んで、3分以内の未発表トラックを2つ流してもらうイベント。ビート・バトルとは違うんだけど、なんだかんだ言ってみんながやばいビートを披露したいという競争心が伝わってくる(笑)。単純に未発表教をCDで流す人もいれば、ライヴっぽい演奏をする人もいます。

 僕が会場に到着した頃には、既にLow End主催者のダディ・ケヴが曲を披露し終わっていた。話によると、会場が揺れるほどの重低音をフィーチャーしたトラックだったらしい。前回のBeat Invitationalでも、ダディ・ケヴは1曲のみ披露して、破壊的ベース音が伝説と化した。

 ステージを見ると、いつもはビクトリア調の格好をしているデイデラスが、なぜか80年代の親父風の衣装を着ていた(笑)。彼はマイクを握り「バスドライバーの新曲を披露するよ!」と宣言。僕の隣を見ると、バスドライバーがステージの横から真剣にクラウドの反応を見ていた。トラックはデイデラスらしい、トランスやテクノなどレイヴ・カルチャーの要素を取り入れたアッパーな4つ打ち風のトラックで、そこにバスドライバーのラップと歌を融合させたようなフロウがかぶさっていた。クラウドは言うまでもなく興奮しまくっていたが、この斬新な曲を聴くと、バスドライバーのラップの新作が楽しみになる。

 今回初めてBeat Invitationalに参加したエリック・コールマンのビートもヤバかった!エリック・コールマンはB+と共同でMochillaに所属しており、カメラマンとしても活躍している。そして、「Keepintime」や「Brasilintime」などのドキュメンタリー映画も撮影してきた。それ以外にも、エリックはLAの老舗的イベントであるFirecrackerも主催している。あまり知られていないが、エリックはビートメイカーでもあり、彼が作る曲はそこら辺のビートメイカーよりも全然クォリティが高い。民族音楽をサンプリングしたようなパーカッシヴでトライバルなビートが印象的で、この日の中で最もオーディエンスを盛り上げたビートでもあった。エリックは「From LA WIth Love」のコンピにも参加しており、これからPoo Bahレコーズから作品をリリースするらしい。

 ローエンドのレジデントDJであるガスランプ・キラーは、9月の日本のツアーでも大人気だったが、最近ヨーロッパ・ツアーから戻ってきたばかり。そんな彼が披露したビートは、相変わらずサイケなサウンドのトラックで、"fuck"という言葉についての語源を説明しているスポークン・ワードの笑えるレコードをサンプリングしていた。スポークン・ワードがあまりにもおもしろいので、トラックが流れると、会場が爆笑した(笑)。

 次はローエンド・レジデントのDJノーバディ。ノーバディは最近Ghostlyからデビュー・アルバムをリリースしたSchool Of Seven Bellsのリミックス曲を披露。School Of Seven Bellsの独特のボーカル・ハーモニーと、ノーバディが作ったトライバルでサイケなビートが絶妙だった。ちなみに、ノーバディのバンドBlank Blueは、Prefuse 73やSchool Of Seven Bellsとツアーしたことがある。また、Blank Blueのボーカリストのニッキーは、School Of Seven Bellsのアルバムにもフィーチャーされている。

 イギリスのLEXからアルバムをリリースしているBoom Bipも参戦!彼はもともと実験的なヒップホップを作っていた人だけど、最近はエレクトロとか4つ打ちっぽいサウンドを作っている。この日も、アッパーでダークな感じのエレクトロ・トラックを披露した。

PICT0101.jpg
 Poo Bahとも交流が深く、DublabメンバーでもあるTakeも今回参戦した。彼はEat Concreteというレーベルから、『THE DIRTY DECIBELS OF THOMAS TWO THOUSAND』という作品を出したり、『From L.A. With Love』コンピに参加しているけど、ジェイ・ディラっぽいヨレた要素もあれば、エレクトロニカな要素もあって、なかなか職人技的なビートを作っているプロデューサー。残念ながら今日は少し機材トラブルに見舞われたが、なかなか破壊力のあるトラックを披露してくれた。この写真は、デイデラスとの2ショット。デイデラスのヘンテコな衣装に注目。(バルーチャ・ハシム)


posted by 原 雅明 at 00:06| Comment(0) | TrackBack(0) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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