
「チャールズ・ブコウスキーはフィクション作家だけど好きだね。言葉の面では、作家に影響されることが多いんだ。突拍子もないことを書く上では、ブコウスキーは優れてるよ。アイデアに詰まったときは、彼の本を読んでる。シドニー・シェルダンも尊敬してる。一つのトピックに集中して、ディテールを細かく作り込むところが凄いね。そういう人の本を読むことが勉強になるよ。スリック・リックも、一つのトピックに専念して、ストーリーを書いていくことが得意だった。彼の曲を聴いてると飽きることはないんだ。素晴らしいストーリーを書くことはそれだけで大変だけど、それをライムさせることは、更にネクスト・レベルの難易度なんだ。クール・キースはウルトラマグネティックMC's時代からイルなMCだったね。彼が最近やってたことも見て、ライムのインスピレーションになったんだ。戻ってきてもやりたいことをやればいいんだって思ったよ。別に歳を食ってるってことなんて心配しないで、やりたいようにやればいいって思ったんだ」