2007年01月19日

Formsについて2

2/10 release!!

 『Forms』はミニマルなフォームを基盤とした非常にパーソナルなアルバムに思えるのだが、どのような形でアルバム全体が作り出されているのか、その様々なアイディアや映像が浮かび上がって来る。自由で、ほとんど偶然的とも感じられる、彼が手掛けるサンプルやループは僕の耳をしっかりとつかまえて離さないだけの何かを持っている。
 INNER SCIENCEは日本人アーティスト、例えば僕の友人でもあるNumb等とは全く違った存在ではあるが、深みを持った、またより音楽的にフォーカスされたという点では共通した部分を感じさせる。実際両者ともに高いクオリティを持っている。Numbはよりノイジーなサウンドにフォーカスされ、一方INNER SCIENCEはより“静”を基調としたサウンドではあるが、両者のサウンドを聴く時、ほとんど瞑想的といってもいいような独自の感覚を感じずにはいられない。『Forms』は日本以外では作り出され得ないアルバムだと感じる。当初は隔たりを感じさせるが、聴いていく毎にその隔たりは埋まって行く。そんなアルバムを作り出すアーティストとして、INNER SCIENCEという名前は、実に完璧なネーミングである。
Thomas Knak a.k.a. OPIATE



posted by 原 雅明 at 11:50| Comment(0) | TrackBack(0) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。