2007年08月07日

LisM "reverso"

LisM "reverso"(disques corde dccd-008)

突然、無造作に送られてきた一枚のCD-Rには、僕の心を奮い立たせるビートが刻まれていた。ピュアな初期衝動に突き動かされるように繰り出されるビートに、僕はただただ惹き付けられていった。LisMに流れる呼吸と空気は、都会の普段見慣れている風景からは生まれ難い固有のリアリティに満ちている。

マスタリングを担当してくれたAzzurro(ILL SUONO)は、「自分とは違う話法のロービートに刺激を受けた」と語り、Cappablackのi11evenは、「この人は遅かれ早かれどうしてもこれをやらざるを得なかったんだろうな、という迫力と説得力がある」と語った。
僕が信頼を寄せる二人の有能なるビートメイカーの言葉は、真実を鋭く突いていた。

LisMは、僕が発見しなくとも見出される運命にあったはずだ。ただ、こうして自らの手でリリースできる幸運を嬉しく思っている。

原 雅明


※アルバム『reverso』のインフォをアップしました。8月25日発売です。まったくの手前味噌なコメントですが、LisMの音に押されて書きました。インストだとか(正確にはインストアルバムではありませんが)、ブレイクビーツだとか、“地味”の一言で隅に追いやられがちですが、自分の耳を信じて聴いてくれる人がいることに鼓舞されてもいます。“friendly wind”という曲はmyspaceでフルで試聴もできますから、聴いてみて下さい。


posted by 原 雅明 at 15:45| Comment(0) | TrackBack(0) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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